これはFP試験だけに限りませんが、資格試験にとって過去問は、むちゃくちゃ重要です。
何をおいても一番重要です。考えてみれば当然ですが、本試験の出題範囲というのは決まっているわけですから、基本的に過去の問題から大きく外れることはありませんよね。
よく「まだ基礎知識も身についてないのに、過去問をやるなんて早いですよね?」
というご質問をお受けするのですが、これも全く違って、私の考えとしては、なるべく早い段階で過去問を見ておくべきだと思います。
過去問はいわばゴールじゃないですか。 何事も、道を進む上でゴール(=目標)を確認しておくことはとても大切です。 そういう意味で、まだ意味がよくわからなくても、とりあえずざっとでも過去問に目を通してみましょう。
特にFP技能士の本試験問題は、インターネット上で公表されていますから、簡単に確認することができます。
ちなみに、試験前に過去問をしっかりやって、常に8割が取れるようであれば、知識的には間違いなく合格ラインに達しています。そしてそのためには、せめて過去3回分くらいの過去問をこなしておきましょう。
FP試験は現在年3回行われてますから、過去3回分ということは、過去1年分の問題ということです。
FPの学習分野は、毎年少なからず改正がありますから、あまり昔の問題をやると、かえって知識が混乱してしまう可能性があることに注意が必要です。
ちなみに、過去問を「やった」のと「理解した」のは全然違います。 大事なのは、「説明できるレベル」にまでもっていくこと。そのためにも、できれば、本番までに過去3回分を3回ずつやりましょう。
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